RRR
バーフバリの監督が作るということで、結構期待してました。
期待しすぎたのか？ちょっとおとなしい感じがしたけど、
すばらしい出来でした。
インド映画ってチープなイメージを持っている人多いと思うけど
映画にチープなところはかけらもない。
インドがまだイギリスの統治下にあった頃の物語
1920年とテロップがでたのでその頃なのだろう。
二人の主人公は歴史上の実際の人物でインド独立運動に加わった英雄と
神話の英雄を重ねた人物像にしているそう
だから（なのか？）超人的に強いｗｗｗ
主人公が2人いるのでその2人の友情と裏切り、
和解がテーマとしてあり、最後には気分爽快になる。
すごく少年漫画っぽいし、映像の質感もあってか
少年の頃を懐かしく思い出す感がありました。
（こういうのをノスタルジーというのでしょうか？）
あと2日で死刑執行される主人公の一人が
獄中で体を鍛えることをやめないことについて
「どういう行動をとるのかが重要で結果を求めない」
という主人公の言葉があった。
言葉自体は別のところで聞いたことがあって、
そうはいっても結果が全てじゃないのかなぁと思っていましたが、
この言葉の意味は
結果を求めるだけの行動ではなく
人としてどう在るべきなのかという事なんだなぁと思いました。
深い。
実際、親友を裏切った事で一時的にうまくいっても、
やっぱりそれはだめなので
ちゃんと償いをして
それでいて自分の大義のために在る
ってことが真のテーマだったと思います。
当初は「続編はない」という事だったが、
世界的にヒットしたので続編も考えられているらしいです。
確かに、世界に受け入れられるわかりやすさと痛快さがあります。
続編にはガンジーも出てくるのかも？
伏線があったように思えました。
