映画『ゴールデンカムイ』2024年1月19日公開 - この映画こどもに見せられる？

はじめに
あらすじ
子どもに見せられる？
まとめ

はじめに

ロードショーはまだ（2024年1月19日）、だし、事前試写会に行ったわけでもなく、原作を読み終えて思うところ。

あらすじ

舞台は気高き北の大地・北海道、時代は、激動の明治末期―。

日露戦争においてもっとも過酷な戦場となった二〇三高地をはじめ、その鬼神のごとき戦いぶりに「不死身の杉元」と異名を付けられた元軍人・杉元佐一は、ある目的のために大金を手に入れるべく、北海道で砂金採りに明け暮れていた。　そこで杉元は、アイヌ民族から強奪された莫大な金塊の存在を知る。金塊を奪った男「のっぺら坊」は、捕まる直前に金塊をとある場所に隠し、そのありかを記した刺青を24人の囚人の身体に彫り、彼らを脱獄させた。

囚人全員の刺青を全て合わせれば一つの暗号になるという。

そんな折、野生のヒグマの襲撃を受けた杉元をひとりのアイヌの少女が救う。「アシㇼパ」という名の少女は、金塊を奪った男に父親を殺されていた。金塊を追う杉元と、父の仇を討ちたいアシㇼパは、行動を共にすることに。

同じく金塊を狙うのは、大日本帝国陸軍「第七師団」の鶴見篤四郎中尉。日露戦争で命を懸けて戦いながらも報われなかった師団員のため、北海道征服を目論んでおり、金塊をその軍資金代わりに必要としていた。

そして、もう一人、戊辰戦争で戦死したとされていた新撰組の「鬼の副長」こと土方歳三が脱獄囚の中におり、かつての盟友・永倉新八と合流し、自らの野望実現のため、金塊を追い求めていた。

子どもに見せられる？

映倫区分：PG12

おそらく、子どもに見せられると思うが、注意が必要と思う。映倫区分はPG12というのは納得の区分。

原作には格闘・殺傷シーンが多く、また男色より？のシーン、犯罪者の狂った内面心理の描写や奇行が数多くあり、そのまま映像化すると、すごく不気味に見えたり、残酷に見えるところがある。おそらく、そういったシーンは多くがカットされたり、マイルドにされるだろうが、ストーリーや主人公の説明上、そういったシーンを完全にカットしたり改変するのは難しいだろう。なので、おそらく、子どもに見せられる程度に仕上がっていると思う。それゆえのPG12なんだろうと思う。

原作の絵のタッチやテイストだと、そういうシーンも特に抵抗なく傍観してしまう。それはそれで子どもにとっては危険な気もする。そのままでは是非、子どもに見てほしいとは思えない。もし、子どもが観たいというなら特に停めることもないと思う。

もしかしたら、自分がアイデンティティに悩んでいるもしくは子どもが悩んでいるという場合には、「強くあってほしい」と考え、進んで見せようと思うかもしれない。と思う。

映像化した際、どれぐらい再現されるのかわからないが、森や山でのサバイバル技術を学べるところがある。冒頭部分で、観客に「お～！」と思わせる程度でないと、サバイバル教育番組になってしまうだろう。

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紙で見たいなら、、、

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