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観に行くべし『線は、僕を描く』映画

「あなたは線が細い」
これは小学校6年生の時の担任教師が僕に言い放った言葉
傷ついてるっちゃぁ傷ついています。

こんな言葉の暴力を担任が小学生に投げつけるなんて良くない!と思いますが、、、
僕は僕で担任教師に対して暴言を吐いたりしていたのであまり文句は言えないのです

当時の担任教師が教師として人間としていいかと言えば絶対そんなことはないと断言します。

当時の保護者達(つまり両親たち)にはなぜか絶大な信頼がありましたが僕の子供の担任になるのだったら校長や教育委員会に掛け合ってでも辞めさせます。それでもだめだったら市長に頼みます。それでもだめだったら地方自治体の長に頼むか国に頼んでも辞めさせます。

とはいえ、もう定年で辞めていることでしょう。

前置きが長くなってしまいました。。。

冒頭のように「あなたは線が細い」と言われて、若干でも心の傷があるからか、タイトルがすごく気になりました。「線を太くするにはどうすればいいんだ?」その答えを映画から探したかったのです。ここで横浜流星さんが嫌いなら見なかったかもしれませんが、「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」を見て好感を持っていた僕はそこには全く抵抗ありませんでした。

映画序盤で、髪ぼさぼさで気が抜けてる感じの横浜流星さんがお寺での水墨画イベントの設営バイトの人として登場します。「線が細い」を体現しているような気がして勝手に親近感を持ちました。
すぐに、水墨画の先生に内弟子にスカウトされてました。「線が細くて何が悪い」って思いましたね。見てる人は見てるんだと!

線を太くするために、いえ、線を書くために霜介が最初に先生に教えてもらったのは基本の線の書き方。つまり、太い線、細い線、そのほかの線も全部書けるようになるということ。

線は太い細いじゃないんだ。全ての線を描けるようになることなんだと気が付きました。線が太いか細いかの二択だと暗に限定した小学校教師に怒りが増すところ。

でも、お手本に忠実なだけでは「悪くない」という評価。
サラリーマンだったら、お手本に忠実でOKだけど、水墨画の世界ではそれ以上が求められるということ。それは何か?

それは「自分の線を書く」という事。
つまり、線が太いとか細いとかではなく、全ての線が書けるようになったうえで、自分だけの線が書けることになることなんだと思い至りました。

そして「自分の線で何をテーマに描くのか?」すべての線を書けるようになるということは技術を得たことになるけど、それだけじゃなくて、あらゆる題材でその中に何を描いていくのか?それが自分だけの線を描くことに繋がっていくのでは?
映画の中ではその一つの答えを出していましたが、その一つだけじゃないはず。
芸術作品全般を見ると、その一つだけがテーマではないから
テーマを突き詰める先には何があるのでしょうか?

自分のテーマが見つかり、それを人生で体現出来たら
その時人は幸せだろうなぁと思います。

あなたのテーマは何ですか?

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